名牝系

【名牝系】シーザリオ|日米オークス制覇の名牝は子供たちも強かった

2021年2月28日は名繁殖牝馬のシーザリオ死亡という悲しいニュースが入ってきました。現役時代に管理した角居調教師の勇退する日とあり、輪をかけた寂しさが競馬界に立ち込めています。

シーザリオは三頭もの種牡馬を輩出した超優秀の繁殖牝馬でした。自身の現役時代は日米オークス制覇という偉業を達成しています。

そんなシーザリオと産駒たちをまとめます。

シーザリオ

  • 父:スペシャルウィーク
  • 母:キロフプリミエール
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 厩舎:角居勝彦(栗東)
  • 主な勝鞍:フラワーカップ(G3)、優駿牝馬(G1)、アメリカンオークス(G1)

まずはお母さんのシーザリオ。

日米オークス(ともにG1)を両方制した名牝中の名牝ですね。

ライバルのラインクラフトに桜花賞では土を付けられたシーザリオ。

迎えた牝馬クラシック2戦目のオークスでG1初制覇。

2枠4番の黒帽子に黒い馬体がシーザリオ。完勝ですね!

初の海外遠征でアメリカへ。

そこでアメリカンオークス(G1)も完勝。これには本当に興奮しましたね!

3,4コーナーの手応えが半端じゃないですね。

故障のためアメリカンオークスを最後にわずか6走で引退を余儀なくされ、本当に残念でした。

が、繁殖にあがってから産駒たちが大活躍!母がターフで出し切れなかった思いをそのまま受け継いで暴れてくれているかのような大活躍なのです。

エピファネイア

  • 父:シンボリクリスエス
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 厩舎:角居勝彦(栗東)
  • 主な勝鞍:菊花賞(G1)、ジャパンカップ(G1)

最初に重賞を獲ったシーザリオ産駒がこの馬。

デビューから3連勝でラジオNIKKEI杯(G3)を制しました。

能力がかなり高い反面、前向きすぎる気性を抑えるのに福永騎手は苦労していましたね。

むかえたクラシック初戦の皐月賞とダービーは抑えきれない闘志が裏目に出てどちらも2着に惜敗。

どちらも本当に惜しい内容。。

ダービーの動画の6分23秒あたりは本当に衝撃ですよね。

抑えきれないくらい行きたがるエピファネイアが前の馬に突っかかって落馬寸前に。。

最後の直線、ゴール前でキズナに差された時の福永騎手の悔しそうな仕草が今でも印象に残っています。

武豊騎手のキズナが優勝したのもそれはそれで本当にドラマチックでした。

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そして、1冠目・2冠目のうっぷんを晴らすかのような菊花賞。

1週目のスタンド前、いかにも行きたそうに首を振りながら走るエピファネイア。

本当に気性の激しさが伝わってきます。それでも直線は役者が違うとばかりに突き放して5馬身差の圧勝。

その後は惨敗が続くも、ジャパンカップで久々にその能力を見せつけてくれました。

その後、有馬記念とドバイワールドカップと惨敗して引退して種牡馬入り。

産駒たちにその能力が伝わると面白いですね!

2019年はそのエピファネイア産駒がデビューする年。

エリザベス女王杯馬のリトルアマポーラや秋華賞馬のアヴェンチュラといった活躍馬との間に生まれた産駒たちもいます。

とても楽しみですね!

POGをやっている人は新種牡馬枠で狙ってみるのもいいかも知れません。

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リオンディーズ

  • 父:キングカメハメハ
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 厩舎:角居勝彦(栗東)
  • 主な勝鞍:朝日杯フューチュリティS(G1)

この馬も兄エピファネイアに劣らない能力を持っていましたね。

キャリア2戦目で制した朝日杯は先が本当に楽しみになったものです。

2着エアスピネルの母はエアメサイア。

勝ったリオンディーズの母はシーザリオということで、母同士もライバル。

その産駒たちが激突。個人的に胸アツな1戦でした。

リオンディーズはその後、皐月・ダービーと順調にクラシックへと駒を進めるも、マカヒキやディーマジェスティなどライバルに惜敗。

故障によってダービーを最後に引退し、種牡馬入りとなりました。

産駒のデビューは2020年で、ピンクカメハメハが2021年のサウジダービー(G1)を制しました。

サートゥルナーリア

  • 父:ロードカナロア
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 厩舎:角居勝彦(栗東)
  • 主な勝鞍:ホープフルステークス(G1)、皐月賞(G1)

偉大な兄たちを超えるシーザリオ最高傑作の呼び声高いのがこの馬。

兄ゆずりの高い能力に加えて気性面でも兄たちより大人びていますね。

レースぶりも本当に危なげないレースばかり。デビュー戦はムチ使うまでもなく勝利。

2歳のホープフルステークス(G1)でも圧勝。

道中の折り合いっぷりは兄たちにはなかったですね。

そして直線では狭い所を軽々とこじ開けての優勝。

底知れぬ能力とセンスを感じさせます。

2019年の牡馬クラシック戦線はサートゥルナーリアを中心に回っていくと思われていました。

3冠初戦の皐月賞、サートゥルナーリアはぶっつけで挑むというところだけマイナス材料ですね。

どこで一族持ち前の気の悪さを露呈するかもわかりません。と、思っていたのですが…

ぶっつけ本番もなんのその。まだまだ甘めの仕上げで皐月賞を勝ち切ってしまいました。

しかも終始外を回らされるという厳しい展開。前に壁がなくとも折り合い面は何ら心配なしといった感じでした。

断然の一番人気(単勝オッズ1.6倍)でダービー制覇を期待されながらもロジャーバローズの4着。

その後はG1での成績は天皇賞(秋)での2着が最高で、2020年の宝塚記念を最後に引退しました。

2歳から3歳春のパフォーマンスが圧巻だっただけに、もういくつかG1を勝つと思わせられたファンも多かったと思います。

種牡馬としての活躍は兄たちという強力なライバルがいるので苦戦は強いられるでしょうが、どこまでの活躍馬を出せるか楽しみですね。

まとめ

シーザリオは2021年に亡くなってしまいましたが、この一族の活力はまだまだ続きそうです。

その他にも懐かしの牝系記事を書いてます。よかったらどうぞ。

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